【弘前大学 福田眞作学長】
「本学がウェルビーイング研究の世界的な拠点になることで、研究者などの多くの人材がこの弘前の地に集結すること、また研究成果の社会実装を加速させていくことから、本学の研究強化のみならず、地域への波及効果を満たすものと考えています」
弘前大学が採択されたのは、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」です。
弘前大学の強みは、弘前市岩木地区で毎年実施している大規模健康調査での延べ2万人にも及ぶビッグデータの解析・研究。体と心それに社会の健康に関するウェルビーイングについて、10年後に研究拠点を確立するという提案をし、全国の応募総数65件の中から選ばれました。
国から5年間で最大55億円の補助が受けられるほか、国内外の有名大学とも連携して研究を深めることができます。
【弘前大学 福田眞作学長】
「本学が持っているビッグデータに国籍や人種を問わないようなデータを追加することができれば、世界で唯一の医療ワールドのビッグデータになる可能性を秘めていますので、私たちが目指すところはそういうところだと」
大学では、すでにこの研究を進める総合研究棟の建設を進めていて、充実した研究環境を整えます。