
警察によりますと、負傷したのは六戸町に住む40歳の男性です。
日本原燃によりますと、1月31日、MOX燃料工場の建設現場で、屋外にある協力会社の資機材倉庫に大型機器を搬入する作業が行われていました。
作業中に、クレーンで10センチメートルつり上げた重さおよそ7トンの大型機器が、バランスを崩して落下・転倒し、近くにいた協力会社の社員の男性が地面との間に挟まれました。
負傷した男性は八戸市内の病院に搬送され、「肋骨骨折、背骨骨折」と診断されています。ヘルメットなどの必要な装備は着けていたということです。
日本原燃は、「しっかりと対策を講じ、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。