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青森県と青森市の統合新病院 住民へ丁寧な説明求める声 知事と市長出席巡り食い違いも…

2025.02.10(月) 18:45

青森県と青森市の共同経営による統合新病院の基本計画案について、県議会で質疑が行われました。地域住民への丁寧な説明が求められる中、住民懇談会への出席を巡り、宮下知事と西市長の発言が食い違っています。

統合新病院を巡っては1月に基本方針や整備計画を盛り込んだ「基本計画案」が示されています。事業費は概算で、最大966億円かかる見込みとなっています。

この計画案について県議会の全員協議会で質疑が行われ、渋滞や生活環境が変化する整備場所周辺の住民の理解について、質問が相次ぎました。

議員からは西市長の7日の発言について取り上げられました。

【西市長】※7日の発言
「残念ながら2回とも知事の都合がつかないということで、それで私も見送って参りました」

県側の見解を問われると。

【県病院局 荒関浩巳局長】
「ただいまご質問にあったような事実はございません」

【宮下知事】
「局長が答弁した通りではありますが、いずれにいたしましても、地域の皆様にはこれからも丁寧な説明をしていきたいと考えてございます」

【新政未来 小笠原大佑議員】
「知事と市長両名での対話の場を開催すべきだと思うのです」

【日本共産党 吉俣洋議員】
「住民懇談会もあるわけですから、知事自身がそこに出て説明する努力をするべきだと思います」

宮下知事は、県民対話集会「#あおばな」で3月下旬に住民の意見を聞く場を設ける他、別の機会にも説明をするとしました。

【宮下知事】
「病院が来てくれて安心したと地域の人に言ってもらえるような機会、説明会、対話集会を含めて作っていきたいと考えています」
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