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「暮らしのマーケット」 旬を迎えた春野菜 青森県内の最新価格動向 ひな祭りに欠かせない食材も

2025.02.26(水) 16:13

特集は「暮らしのマーケット」。旬を迎えた春野菜の青森県内の最新の価格動向、さらには3月3日に迫ったひな祭りに欠かせない食材についてもお伝えします。

青森市のマエダストア虹ケ丘店。もうすぐ3月。少しずつ、春の野菜が並び始めています。

旬の新タマネギは、静岡県産が豊富です。2025年は、雨不足による入荷遅れや九州産の不作が予想されることから、価格は前年より3割高くなっていて、100g当たり63円。今後も高値が続くと見込まれています。

そのほか、野菜売り場には―。

【服部未佳アナウンサー】
「春に向けて、サラダ系の野菜が増えてきます」

葉物野菜など、サラダに入れたい野菜。レタスやサニーレタス、トマト、ブロッコリーは、悪天候や、生産者の減少などが原因で、現在高騰しています。

3月以降、徐々に落ち着いてくる見込みですが、例年より3割高くなっているブロッコリーは1個322円。寒波の影響で入荷が不安定となっていて、3月も高値が続く予想です。

一方で、キャベツは例年並みの価格で推移しています。冬キャベツは1玉411円。3月下旬からは、春キャベツが並び始めます。

柔らかい歯触りが特徴のブーケレタスは1パック214円。天候に左右されない水耕栽培のため、1年を通して同じ価格で並んでいます。

また、3月に入ると群馬県や栃木県といった関東産の春キュウリが豊富に並びます。3月中旬からは購入しやすい価格になってくるということです。

【服部未佳アナウンサー】
「さて、来月3日は桃の節句ひな祭りです。春の野菜や縁起の良い食材で、ちらし寿司を楽しみましょう!」

古くは、老若男女を問わず健康を祈る祭りでもあった「ひな祭り」。お祝いの定番・ちらし寿司の具材の価格は?

まずは、酢飯に混ぜ合わせるニンジンやシイタケ。どちらも高騰しています。

【マエダストア虹ケ丘店 前田順一店長】
「ニンジンは、雨不足よる九州産と四国産の入荷遅れから、産地リレーが上手くいかず、例年より3割高くなっています。来月以降、さらなる高騰も予想されています」

野菜が高騰すると、キノコの需要が高まり、相場が上がっています。シイタケは例年より2割高くなっていて、100g当たり171円です。

旬の春野菜・菜の花は、生産者の減少から高騰していて、1パック301円。ひな祭りシーズンは需要が増すため、さらなる高値が予想されています。

サーモンは、円安の影響で2024年より2割高くなっています。チリ産の解凍サーモンは、100g当たり397円。ノルウェー産の生サーモンは、100g当たり645円です。

【マエダストア虹ケ丘店 前田順一店長】
「県産の『青森サーモン』や『海峡サーモン』は、5月ごろ店頭に並ぶ予定です」

お吸い物には、良縁を願うハマグリを。中国産は100g当たり214円。円安の影響で、2024年より1割高くなっています。3月から国産のハマグリが並ぶ予定です。

【服部未佳アナウンサー】
「一方で、縁起の良いエビやレンコンは、例年並みの価格で購入できそうです」

成長や長寿を願うエビ。外国産のむきエビは円安の影響を受けていますが、養殖の生産量が増えていることから、結果的に2024年と同じ価格となっています。

また、将来の見通しが良いと縁起を担ぐレンコン。主力産地の茨城県で生育が順調なことから、100g当たり106円と例年並みの価格で推移しています。

【マエダストア虹ケ丘店 前田順一店長】
「マエダストアでは、ひな祭り限定のちらし寿司や手まり寿司、ケーキも、例年と同じ価格でご用意しております。ひな祭りのお祝いを楽しんでいただければと思います」
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