弘前市の職員や交通事業者などで構成する地域公共交通会議では、弘南バスが運行する岩木庁舎から弥生地区と葛原地区までの2路線について、乗り合いタクシーに再編する案が出されました。
現在この2路線では、合わせて1日6往復運行していますが、利用者は1便あたり1人から2人ほど。乗り合いタクシーに変更した場合、1日5往復に減りますが、停留所の数を20カ所から34カ所に増やし、今までバスの運行がなかった地区も回り利便性を高めます。
運賃は150円から400円にし、乗車する1時間前までに予約が必要です。会議では、異議なく承認されました。
【弘南バス 乗合バス課 松山泰芳宏課長】
「事前の予約は必要ではございますけども、見方によってはバスよりも便利にご利用できる場合はあるのではないかと思いますので、最初はちょっと不慣れなところもあるかとはございますけれども、何とかご理解いただきたいと思っています」
今回の変更が国に承認されれば、4月1日から実施されます。