2023年度から始まった「『あおもりで働こう』小学校教員魅力向上事業」。2024年度の最後の会議には、大学教授や教職大学院生など、教育関係者14人が参加しました。
2024年度の教員採用試験で、小学校教員に応募したのは188人で、競争倍率は1.3倍。10年前の6.1倍と比較すると、応募者が大幅に減少していることが分かります。
こうした状況を受けて、県は2024年10月、教員を目指している高校生を対象に、小学校教員の1日体験を実施。体験した高校生からは、「より教師になりたい気持ちが強まった」といった声が多く上がったといいます。
委員からは、教員のなり手となり得る若者たちに、小学校教員の魅力について再確認してもらう機会を設けることや、若者たちへSNSを通じて情報発信をすることが重要との意見が出ました。
【青森中央学院大学 成田昌造教授】
「今の若い人が小学校の先生になることに二の足を踏むのは、やはり働き方について大変だという意識が刷り込まれている状況があるのかなと」
「働き方改革を一層進めてほしいなと強く思いました」