高校生が考案したのは、フィナンシェ風焼き菓子「長しそ芋」です。県産のナガイモと赤しそ、それに津軽在来のトウガラシ「清水森ナンバ」を食材として使っています。
考案したのは、弘前実業高校家庭科学科3年の柴田花歩さんと工藤心来さんの2人。発売を6日に控え、弘前市の洋菓子店「ノエル」店主の成田勇さんとともに商品を作りました。
すりつぶしたナガイモと切り刻んだ赤しそを清水森ナンバと混ぜ合わせていきます。
「全部入れてしまわなくても良いよ、ちょっと入れてこれとこれを合わせましょう、みそとナンバをこれと混ぜて最後に合体」
さらに、小麦粉、米粉、メレンゲ、バターと合わせ、しっかりとなじませていきます。そして、紙の器に素材を流し込み、オーブンで30分ほどじっくりと焼いて完成です。
【弘前実業高校家庭科学科3年 工藤心来さん】
「ナガイモも赤しそも青森県内で結構生産されているので、注目して作ることにしました」
「青森の食をもっと発展させていきたいなと考えているので、この機会にいろいろなことが学べて良かったです」
【弘前実業高校家庭科学科3年 柴田花歩さん】
「ナガイモの甘さが来た後に、あとから清水森ナンバの辛さが来るお菓子になっています」
「実際食べてみるとそこまで辛くなくておいしいので、ぜひ食べてみてほしいです」
フィナンシェ風焼き菓子「長しそ芋」は1個230円で、弘前市の「洋菓子工房ノエル」と津軽藩ねぷた村などで6日発売です。