住居不定の無職 雪田藤斗被告(28)は2024年9月から11月にかけて、別の男と共謀して、廃校になった弘前市の百沢小学校に侵入し、水道の蛇口やケーブルなど合わせて77点を盗んだほか、青森市の車庫や物置小屋にも窃盗目的で侵入した建造物侵入と窃盗の罪に問われています。
青森地方裁判所弘前支部で開かれた5日の判決公判で、亀井佑樹裁判官は「手慣れた計画的な犯行で被害金額も多額。生活費や遊興費欲しさの犯行で、安易かつ身勝手な犯罪を選択している」などと指摘し、懲役1年2カ月の実刑判決を言い渡しました。
雪田被告は、同様の侵入窃盗で2024年2月、懲役2年執行猶予3年の有罪判決を受けていて、判決が確定した場合、合わせて3年2カ月の刑に服すことになります。