2025年で28回目を迎えたつがる市稲垣凧揚げ大会には県内外からおよそ30団体250人が参加しました。子どもの部や一般の部など6つの部門に分かれ、たこが安定して高く飛んでいるかや、津軽凧特有の音の鳴りを競います。しかし、この日は風がほとんどないことに加え、足下の雪に大苦戦。
【東京から参加した人】
「たこ揚げというより、日なたぼっこ日和でね、なかなか難しいかもね。なるべく軽いたこで揚げようかな」
【大会参加歴20年以上の人】
「これはやっぱり風。1人では無理なの。誰かに持ってもらわないと。はあ駄目」
しかし、中には一度もたこを落とさず飛ばし続ける人も…。
記者)「コツは?」
参加者)「コツはあるんだけど教えられないな秘密だな!」
【福代隼士アナウンサー】
「こちらの大型だこは高さ3メートル、畳4枚分にもなります。羅生門をテーマに制作されました」
【高木工房 高木俊雄代表】
「原画に近いものでやらなければさ。やはりそういうのを残していかないと、伝統というか」
大会は伝統文化の継承や参加者の親睦を深めることを目的に、つがる市稲垣凧の会が開いています。