大平山元遺跡は、旧石器時代から縄文時代初頭にかけての遺跡です。出土した土器片はおよそ1万5000年前のもので、国内でも最古級とされています。
また、石器や土器といった道具は、時代の移り変わりに伴う暮らしの変化を顕著に示しているということです。
この学術的価値の高さが評価され、国の文化審議会は21日、大平山元遺跡出土品を国の重要文化財に指定するよう、答申しました。
【宮下知事】
「青森県の宝がまた1つ増えたなという思いがしておりますし」
「より外ケ浜がこの遺跡によって輝いていけることに、大いに期待をさせていただきたいと思います」
国の重要文化財に指定されると、青森県内にある国の有形文化財は、合わせて61件となります。