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偽造対策強化「新パスポート導入」 戸籍謄本の発送や手数料削減に

2025.03.24(月) 18:45

偽造対策を強化した新しいパスポートの申請受け付けが、24日から始まりました。

【パスポートを受け取った人】
「イタリアとスペインに新婚旅行で」
(Q.きょうからのパスポート変更)「知らなかったよね」
(Q.全く何が変更されるかも知らない)「はい」

偽造防止のため、個人情報が特殊なレーザーで印字されている新パスポート。

【福代隼士アナウンサー】
「大きく変わったのは顔写真のページです。ICチップと一体化したプラスチック製になり、顔写真が3か所になりました。傾けると生年月日が浮かび上がります」

さらに、変わったのは見た目だけではありません。

青森県は2年ほど前からマイナンバーカードがあれば、パスポートの新規発行のオンライン申請を受け付けていました。

戸籍謄本を郵送で提出する必要がありましたが、24日からは法務省とのシステム連携により、その提出も不要に。

取得する時間もかからず、戸籍謄本の発行手数料450円も削減され、経済的です。

一方で。

【青森県観光政策課 堀越聡子統括主幹】
「どうしても10日から2週間程度はかかってしまいますので、早めに申請していただくことをおすすめします」

申請から受け取りまでは、これまでは1週間程度でしたが、国立印刷局で作成し、各都道府県に交付されることから、それ以上の時間がかかります。

県は、海外旅行の予定が立ったら余裕を持って申請するよう呼び掛けています。

青森県のパスポート所有率は6%から7%ほどで、全国平均の17%に比べてかなり低いということです。

県の担当者は、パスポートの発行にはより時間がかかるようになったということを知ってほしいと話していました。
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