27日は標高1040メートルの傘松峠付近で、最後の除雪作業を終え、酸ケ湯温泉と谷地温泉を結ぶ長さ8キロの「雪の回廊」が貫通しました。
2月下旬から青森市側と十和田市側の双方から除雪作業を進めてきた隊員たちは、握手を交わし、肩を組みながら、恒例の「八甲田除雪隊の歌」を歌って貫通を喜びました。
【八甲田除雪隊 作見晃一隊長】
「雪の壁が高くきれいに出来たので、雪で楽しんでほしいですね皆、今年は雪で苦労したと思うので」
【寺崎美佑アナウンサー】
「今年は豪雪の影響で高い所で8メートルを超えたということで、見上げるほどの高さです。そしてこの迫りくるほどの雪の壁の迫力に圧倒されます」
八甲田・十和田ゴールドラインの「雪の回廊」は4月1日に開通し、一般車両の通行が可能になります。