【稲葉千秋アナウンサー】
「去年の大型ねぶたの和紙の一部が、大阪城のアートになりました」
高さ3.5メートル、奥行き・幅3メートルの「ネップ・アート大阪城」。万博期間中に大阪のメインストリート、御堂筋の商業施設などで巡回展示されます。
ねぶた師の福士裕朗さんが2024年に制作した大型ねぶたの和紙を、一枚一枚はがし再利用。大阪城の石垣や瓦屋根の部分へ、パッチワークのように貼り付けました。
東京の企画・デザイン会社とタッグを組み、通常廃棄されるねぶたの和紙を使って新たな作品にする「ネップ・アート」の取り組みの一環です。
【ねぶた師 福士裕朗さん】
「世界各国から訪れた人たちにまず興味を持ってもらって、それで夏の青森の方に祭りの時に、ぜひ足を運んでもらえるそういう機会になればいいなと思っています」
【KMSD プロデューサー 原田圭祐さん】
「可愛いというのもうれしいですし、かっこいいとか、やはりねぶたを見るときの勇ましさとは違うかたちで興味を持っていただければと、そんなふうに考えています」
「ネップ・アート大阪城」は、5月11日になんば広場でお披露目されます。