県庁で開かれた調整会議には宮下知事や西市長などが参加し、基本計画について承認しました。
統合新病院の基本計画には、地上9階建ての病院棟の建設や、39の診療科目、合計757床を設けることなどが盛り込まれています。
また県と市は、整備場所となる県営スケート場周辺の住民との懇談会や広聴会、そしてパブリックコメントなどで寄せられた意見を反映して、基本計画を一部修正しました。
施設配置の最適化のため、新病院に隣接する浜田中央公園を活用することや、渋滞対策のため一般車両の出入口を増やすことを検討するとしています。
【宮下知事】
「県全体の医療水準の向上・均てん化を図るためには、1日でも早く開院することが求められているものでありますし、県内での医療の完結を目指す素晴らしい病院を作っていきたいと考えております」
【青森市 西市長】
「今後も説明の場を作って、分からないこと、知らないこと、知りたいことに関してしっかりと答えていきたいと思っております」
県と市は、新年度の早い段階で住民との懇談の場を設け、基本計画について説明するとしています。