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八戸市の菓子店「アルパジョン」が破産手続き申し立てへ

2025.04.01(火) 11:15

「朝の八甲田」などで有名な八戸市のアルパジョンが3月31日付で閉店し、破産申し立ての準備をしていることが分かりました。

関係者によりますと、アルパジョンは3月31日付で八戸市内や新青森駅の店舗を閉店し、グループ会社、郷アルパジョンを含めた従業員およそ60人を解雇したということです。

アルパジョンは、1992年に創業しました。チーズケーキ「朝の八甲田」が看板商品として人気を集めていました。

クリスマスの時期には、県内各地を巡る「アルパジョンサンタ号」を運行しているほか、青森県産サクランボ「ジュノハート」の上位品種「青森ハートビート」を使ったケーキ作りでも話題となりました。

帝国データバンクによりますと、 首都圏にも複数店舗を展開し、ピーク時の2012年9月期には3億6200万円の売上高を計上しましたが、近年は大手全国チェーン店の出店の影響や原材料費の高騰により、3期以上赤字の状態が続いていました。

負債総額はグループ会社と合わせて約3億9千万円で、次週以降、青森地方裁判所八戸支部に破産を申し立てる予定だということです。

一部の店舗は別会社が営業を継続していくということです。
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