「ランプの宿」として知られる黒石市の秘湯「青荷温泉」。
宿で提供する「田舎料理」とコラボレーションしたのが…、県民のソウルフード「スタミナ源たれ」です。
青荷温泉と上北農産加工の共同企画第一弾として、日帰り入浴で訪れた人に向けたコラボメニューを考案。
その名も「青荷源たれ定食」です。
源たれで味付けした素朴な田舎料理が4品。煮物や「フキの炒め」、「イガメンチの焼き」に、メインとなるのが「岩魚の姿あげあんかけ」です。
イワナは、時間をかけてあげているため、頭から尻尾まで丸ごと味わえます。源たれで仕上げたあんをたっぷり絡ませています。
【中井友紀アナウンサー】
「あ、すごいですね、しっかりと源たれの味わいが出ていますね」
「あんにしっかりニンニクの風味が入っていて、後はイワナの優しい味わい、それも楽しめる感じになっていますね」
「田舎料理の素朴さと、源たれがしっかりと融合している感じがします」
素朴で優しい味わいの中に、リンゴやニンニクのうまみが凝縮された醤油ベースの源たれが加わり、ごはんが進みます。
【青荷温泉 長峰徹吏社長】
「最初はイワナとは合うのかなとは思いましたけど、試行錯誤して、実際食べてみて、これはいけるなということで」
「青荷源たれ定食」は、4月12から9月末まで、日帰り入浴者に向けて午前11時から午後2時までの昼メニューの時間帯に、1日10食限定で提供されます。
今回は第一弾で、秋ごろに向けて第二弾を準備する予定ということです。
【青荷温泉 長峰徹吏社長】
「イワナとイガメンチ、こちらの方を使ってしまったので…、『じゃあ次は何?』っていうのはまだ全然これからです」
(Q.楽しみにしていますので)「あんまりプレッシャーかけないでください(笑)」
青荷温泉ではこのほか、温泉のランプのデザインが入った、特別なラベルの源たれも温泉内で限定販売されています。1本500円です。
青荷温泉は、源泉の温度の低下の影響で4カ所のうち2カ所の温泉が使えない状況になっています。今はボーリング調査をして、より温度の高い源泉がないか調べている最中だということです。
今回のコラボは、そういった状況の中で盛り上げるための取り組みとなっています。青荷温泉と源たれで、青森のファンをどんどん増やしてもらいたいと思います。