陸奥湾では、4月からホタテの半成貝の水揚げが始まっていますが、水揚げをしたのは一部の漁協のみで記録的な不漁が続いています。
また、品薄の影響により半成貝の価格は高騰を続け、21日の入札では1キロ当たり385円の値を付け、過去最高値を更新しました。
こうした状況を受け、宮下知事は25日の会見で、漁協や青森県漁連の関係者から直接意見を聞き、対策を検討する考えを示しました。
【宮下知事】
「28日に陸奥湾の西湾を中心に漁協を回って意見交換をさせていただきたいと思っていて、その後しっかりと課題についても『ホタテ総合戦略』を踏まえながら対応していきたいと考えています」
また、宮下知事は、これまでに行った親貝確保のための基金の造成が有効だったかどうか、関係者から意見を聞く方針です。