さくら野青森本店では、20日から「漆芸 藤田正堂展」が開かれています。箱や皿、文鎮などの漆作品およそ60点が展示・販売されています。
蒟醤彫(きんまちょう)漆箱「緑影」は、奈良時代に使われていた仏像を作る技法で繊細な形を作り、影が見え隠れする蔦の緑を表現しました。
牡丹の花びらの形をイメージした花器は、内側にある水玉のような模様がアクセント。漆に揮発性の高い油を垂らすとはじく特性を利用しています。
【漆芸家 藤田正堂さん】
「漆の肌合いというのは、独特のものがありますので、そこで仕上げられた作品を、ぜひこの機会に見ていただければ」
「漆芸 藤田正堂展」は、さくら野青森本店の5階美術工芸サロンで、25日まで開催されています。