青森県風間浦村下風呂にあった村内唯一のガソリンスタンドは5月31日、後継者不足など理由に営業を終了しました。
隣接するむつ市大畑地区と大間町にある最寄りのガソリンスタンドまでは10キロ以上。
暖房用の灯油や小型漁船の船外機用の燃料を購入する住民も多く、生活への影響に懸念が広がっていました。
こうした状況を受け、村は「公設民営方式」で営業を再開する方針を決め、議会に説明しました。
【風間浦村 冨岡宏村長】
「(GSの)土地と施設をご寄付いただき、運営について民間事業者を募集し、公設民営の形で指定管理委託契約を締結し、空白期間をできる限り短期間におさえ、冬前の再開を目指し事務作業を進めています」
今後、村は新たな業者を選定したうえで、議会で可決されれば10月初めの営業再開を目指します。