【高橋芳樹記者】
「クマはこちらを小走りに駆け抜け消えていったそうです」
午前6時ごろ八戸市美保野にある八戸学院大学で、早朝練習をしていたサッカー部のコーチと学生2人が、子グマ1頭がグラウンド横の作業用通路を横切るのを目撃しました。
100メートルほど離れた場所にいた体長1メートルほどの子グマはキャンパス内を貫くメインストリートを通り抜け、茂みに逃げ去りました。けがをした人はいませんでした。
八戸学院大学と短大はきょう予定されていた講義を休講に、部活動などの学生の課外活動や予定されていた学生や一般の人向けのセミナーも急きょ取り止めました。
【クマを目撃した男子サッカー部 堀江拓矢コーチ】
「学生の(練習の)アップ中にあっちからこっちを見ている段階で、あっ何か動いているといったので、自分も振り返ってみたらクマがここを横ぎっていった」「一瞬でしたのでクマというのは判断できたのですけれども特に恐怖とか感じず」「人が四つんばいになったぐらいだったので子グマかなと」
クマがキャンパス内に出没するのは開学以来初めてということです。













