藤崎町の唐牛完悟さんの園地で始まった着果状況調査では、青森県の職員など4人が「ふじ」や「つがる」といった5品種の木の枝を見て、実の数を調べました。
この園地では、摘果の途中だったため、県の目標着果量と比べると実の着き具合は、「やや多い」という状況でした。
ただ、摘果を進めていることから、標準着果量になるという見通しを示しました。
【青森県りんご果樹課 佐藤新吾課長】
「作業が遅れているところは、仕上げ摘果に向けお忙しいところとは思いますけれども、作業を進めていただいて、標準着果に努めていただければと思います」
唐牛さんの園地は、冬の大雪で枝折れ被害もありましたが、新しい枝が伸びるなど回復傾向に向かっているということです。
【リンゴ生産者 唐牛完悟さん】
(大雪で被害が)結構あったなと見ていたんですけど、枝切り終わって今葉っぱ着いて見れば、それなりにリンゴがなっているので、今年は今年で大丈夫かなと思っています」
調査は10日までで、結果がまとまりしだい、県の農業情報サイトに掲載し、今後の生産指導に役立てます。