コメの集荷業者で構成される県米穀集荷協同組合は8月29日、役員会議を開き、すでに発表していた概算金に「はれわたり」と「まっしぐら」には4000円、「青天の霹靂」には3000円を追加払いすることを決めました。これにより「はれわたり」と「まっしぐら」は3万円、「青天の霹靂」は3万3000円となります。
上乗せの決断は全農県本部より11日早く、これで全農県本部と組合で足並みがそろった形となりました。決断の理由は生産者のところに直接買い付けにくる業者に負けないためとしています。
【県米穀集荷協同組合 齋藤猛専務】
(Q.今ちなみにどれぐらいの価格で集荷業者は買い付けに来ている?)「3万円から3万5000円」
「まだ新米が出ているわけではないし、今刈り取りに入ったばかりだから、やるのであれば今だなと」
2024年産米の集荷率は全農県本部が74%、県米穀集荷協同組合が76%で契約通りのコメを集めることが大きな課題となっています。