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地域の有志と学校がタッグ 国道280号 かかしフェスタ再スタート

2025.09.23(火) 18:45

国道280号沿いに大型の「シンボルかかし」をはじめ多くのかかしが並ぶ秋の風物詩「かかしロード280」。

資材の高騰などで一度中止が発表されましたが、地域の有志と学校が協力し名前を変えて再スタートしました。

【赤平春菜記者】
「稲刈りを迎えたこの時期ならではのイベントが、今年もご覧のように始まっています」

20日に開幕した「かかしフェスタ de Aburakawa」。地元の小・中・高校生を中心に制作したおよそ150体が、青森市の国道280号沿いにずらりと並びます。

23日は青森第一高等養護学校の職員2人が、一足遅れて生徒が作ったかかしの設置に訪れていました。

生徒が決めたというテーマは、目撃が相次ぐクマ。「出没注意」の文字を肩にかけ、行き交う人に警戒を呼び掛けます。

一方、こちらは野球界のレジェンド。

「体は斜めにしたほうが良いんじゃない?体を正面に。そうそうそう!」

6月に亡くなった長島茂雄さんです。国民的人気で一時代を築き、国民栄誉賞も受賞しています。

【青森第一高等養護学校 能澤大輔教諭】
「わざとフェルトを使ったり、特徴的なひげの部分は革を使ったんですけど、素材の合わせ方とかは見てほしいなと思います。地元の人たちで、有志で続けられるということは本当にありがたいことですし、子どもたちも楽しんで作ってくれて良かったなと思います」

子どもたちのこだわりが詰まった、個性豊かなかかしを楽しめる「かかしフェスタ de Aburakawa」は10月13日までです。
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