実りの秋。新米の季節がやってきました。
マエダストア虹ケ丘店にも、少しずつ入荷しています。
今シーズン最初は、14日。青森県産米「つがるロマン」の新米が並びました。5キロ4623円。取引価格が上がっていることや、猛暑・豪雨による収穫量減少などの影響で、2024年の新米に比べて、4割高騰しています。
20日には、県産米「あさゆき」が。5キロ4947円で販売され、2024年より5割高くなっています。
そのほか、県産米「まっしぐら」や「はれわたり」の新米は10月5日、「青天の霹靂」の新米は10月11日に発売される予定です。
野菜売り場でも、高騰が目立ちます。
【服部未佳アナウンサー】
「北海道産のタマネギ。例年よりもひとまわり小さく、価格も上がっています」
猛暑と雨不足の影響を受け、小玉傾向のタマネギ。1個63円と、例年より2割高くなっています。
皮が柔らかく旨味の強い、秋ナスも。現在販売されている茨城県産は1本117円と、猛暑の影響で、例年より1割高くなっていて、品質も不安定な状況です。
茨城県産の栗も高騰しています。干ばつにより小粒傾向で、収穫量も少なく、2024年より2割高くなっています。
一方、青森県産の毛豆は、猛暑の影響で入荷が2週間ほど遅れているものの、100グラム当たり170円と、例年並みの価格です。
また、北海道産のカボチャは100グラム当たり52円、茨城県産のサツマイモは1本321円と、どちらも順調に入荷し、例年並みの価格で販売されています。
そのほかに、キノコも。9月から10月にかけて価格が安定しています。
【マエダストア虹ケ丘店 中山英輝店長】
「キノコは、鍋料理の時期になると、価格が上がるため、今が買い時です」
果物売り場にも、お買い得なフルーツが。
シャインマスカットは、各産地で生産量が増加していて、特に房の小さいものは2024年より2割安くなっています。最大産地・山梨県産の出荷が終わっても、その後、東北産が出てくるため、購入しやすい価格が続きそうです。
旬を迎える和歌山県産の柿は、出始めの現在は例年よりも高値となっていますが、今後は収穫量が増える見込みで、秋が深まるにつれ、2024年よりも割安となる予想です。
魚売り場にも、秋の味覚が並びますが―
秋鮭や戻りガツオは、不漁のため高騰しています。北海道産や三陸産の秋鮭は、2024年より2割高くなっています。
宮城県産の戻りガツオは、不漁により漁をする船自体が大幅に減っていて、9月に入り数回しか店頭に並んでいません。価格は、2024年の2倍となっています。
その一方で・・・
【服部未佳アナウンサー】
「手頃に楽しめるのは、スルメイカ!先月に続いて豊漁で、大きいです!」
太平洋側で豊漁が続いている、青森県産や北海道産のスルメイカ。1杯279円と、例年より3割安くなっています。サイズも大きく肉厚で、特にお刺身でいただくと、甘みをしっかりと感じられるということです。
そして、北海道産のサンマも!1尾214円と、例年より2割安くなっています。サイズは、2025年の初物に比べると小さくなっていますが、それでも2024年の1.2倍の大きさ。丸々とした大きなサンマは、1尾322円で販売され、脂の乗りも抜群です。さらに!
【マエダストア虹ケ丘店 中山英輝 店長】
「マエダストアでは、北海道よりサンマを直送しています。旬で新鮮なサンマを、ぜひマエダストアでお買い求めください」
近年、不漁が続いていたサンマ。2025年は“取れすぎ”により、サンマの漁業者でつくる団体は、漁獲量を調整する「操業制限」を13年ぶりに実施しています。14日からは「48時間休漁」となり、今後、入荷しない日があるかもしれないということです。
新鮮でおいしいサンマ、店頭で見つけたら、ぜひ!