現場周辺の水道管の緊急調査を行いました。
【田中 大地記者】
「午後11時すぎです。先日の油川での漏水を受け作業員が路面に機械を当てて、
水道管の音を調査しています。」
緊急調査は青森市油川地区の国道280号沿い新城川周辺から天田内川周辺までの
およそ1.5キロの区間で行われました。
10日に破損した水道管と同じ、1965年に設置された「ダクタイル鋳鉄管」が
対象です。
この場所では、8月にも同じ方法で調査が行われていて、当時は異常が
確認されませんでした。
専用の機械で地上から地下の水道管の音を調べる路面音響調査は、微かな水漏れ音を
増幅して確認するいわば“聴診器”のような方法。
漏水の早期発見につなげます。
【青森市施設課 山舘大輔主幹】
「管が破損する前に、小さな漏水から見つけていって被害のほうを最小限に抑える形で
業務のほうを進めていきたいなと思っています」
市によりますと、今回の調査で新たな漏水は発見されなかったということです。











