みんなの防災メディカルラリー」には、7チーム54人が参加しました。災害時における5つの場面を設定し、チーム競技形式で、対応の正確さや迅速さなどを競います。
このうち、がれきの下敷きになりけがをした人の救助では、初めて参加した青森市社会福祉協議会のチームが戸惑う場面も見られました。
「で、う~んと、ああ駄目だな…、でも、これ折れているから…、折れている時ってどっち側…?」
【参加者】
(Q資機材について)「持っていくとしても講習とかでは見聞きしていても、実際その場になるとどう使えばいいのかなと難しいと体感しました」
元消防団員で結成した2024年の優勝チームはやや慣れた様子で救助をしていました。
「1・2・3。背面けがなし。OK、戻します。1・2・3はい」
【弘前医療福祉大学地域安全防災研究所 立岡伸章所長】
「いざという時に動くためには、知識をつけて実際に自分で動いてみる、このトレーニングが非常に大事だと思っています」
主催した弘前医療福祉大学の地域安全防災研究所は今後、一般市民も参加しやすいプログラムも加え、より多くの人に参加を呼び掛けていきたいとしています。