訓練は、東北地方整備局と北海道開発局が連携して行いました。当初は監督測量船を活用する予定でしたが、悪天候のためフェリーでの運搬となりました。
函館からの車両に積み込まれた緊急物資に見立てた段ボール箱を、青森河川国道事務所の車両に積み替え、青森港湾事務所まで運搬する手順を確認していました。
災害時の青函ルートは、陸上輸送に代わる重要な輸送手段と位置付けられていて、水や食料、復旧のための資材などを運ぶことを想定しています。
【青森河川国道事務所 大石珠希所長】
「特に青森は海に囲まれている地域ですから、港湾事務所や函館と連携してこういう訓練ができたということは、非常に意義深いものだったと思います」