財務省が発表した貿易統計によりますと、2024年9月から2025年8月までの年間輸出量は前の年より2パーセント少ない3万202トンでしたが、輸出額は前年を8パーセント上回る182億2390万円でした。
輸出額が100億円を超えるのは11年連続で、2022年産に次ぐ過去2番目の金額となりました。
地域別では、台湾が最大の輸出先です。県によりますと、収穫量が少なく厳しい販売環境の中で適切な品質管理と販売促進活動に取り組んだことが今回の結果につながったとしています。
【県産品販売・輸出促進課 中村義人課長】
「まず10月にトキを中心に輸出がスタートします。生産者が丹精込めてつくった良いリンゴをしっかりと台湾・香港にお届けできるように販促活動に取り組んでいきます」
また、県や関係機関は最大の需要期である台湾の春節に向け、贈答用リンゴの輸出促進に力を入れる方針です。