弘前市によりますと弘前城天守は2015年に今の仮の天守台に移設されて以来、11年ぶりに2026年、元の天守台に戻ります。2026年7月に移動が始まり、角度を変えながら、動かしていきます。
【弘前市 桜田市長】
「来年のさくらまつり終了後に実際に引き戻しの準備作業に入って参ります。7月に第1次の移動、8月から2次の移動、10月から3次移動を行って11月中旬までには」「天守が元の天守台に戻る計画であります」
2026年8月21日から23日には、観客が参加する「天守綱引き」や石垣に触れるといったイベントを実施する予定です。
2026年11月中旬に元の天守台に戻った後は、天守の耐震補強と保存改修の工事があり、2032年まで天守の中に入れなくなります。
つまり、2025年の冬季閉鎖前の11月23日を最後に「7年間」内部の一般の見学ができなくなります。
桜田市長は7日、2026年の弘前さくらまつりの会期も発表しました。桜の早咲き傾向に伴い、1日前倒しして、4月17日から5月5日までの19日間に変更します。