八戸市を拠点に障害の有無に関わらず書を楽しむボランティア書道教室「俊文書道会」。
常盤ふるさと資料館あすかでは、毎年恒例となった「書の発表会」が開かれていて、個性の光る作品33点が展示されています。
今回のテーマは「花」。会員それぞれから生まれた「花」に関する言葉が並んでいます。
こちらは、およそ30人による合作です。太い線で力強く表現されたり、可愛らしく繊細に書かれたりと、同じ文字にも個性が感じられます。
そして―
【服部未佳アナウンサー】
「今回は、紙で作られた花のアートとコラボレーションです。よく見ると花にも言葉が書かれています」
「赤い花よ、もえるオレの心のようだ」。「バラはトゲがアル、オレもトゲがアル」。
会員のユーモアあふれる言葉が、八戸市のペーパーフラワー作家「Qloomp apel」久保田久美絵さんのアート作品に咲き誇っています。
【弘前市から】
「毎年楽しみにして来ています」「紙の花があちこちに飾られていて、黒と白の世界に対して変化を与えていて、とても良い感じで鑑賞しました」
(Q.俊文書道会の魅力は)「心のままに表現して、とても奥行きを感じるんですよね。会員さんの未来がこれからもずっとどんどん広がっていくような、そういうものを感じています」
【常盤ふるさと資料館あすか 山内由美子主任】
「10回目となります今回の展示会は」「『Qloom papel』さんの素敵なお花と、俊文書道会さんの力強い書と、素敵にコラボできましたので、楽しんでご覧いただければと思います」
この作品展は13日まで藤崎町の常盤ふるさと資料館あすかで開かれています。