観光庁のまとめによりますと、2025年1月から7月までに県内を訪れた外国人延べ宿泊者数は速報値で27万2460人。前の年の同じ時期より7万2千人ほど多く伸び率は36.2%で、全国平均の14.2%を大きく上回っています。
そんな中…
青森市で2025年度新たに開校した、外国語ガイドを育てる「AOMORI外国語ガイド塾」。9日はガイドをしている人やガイドを目指している人など16人が参加し、ねぶたの家ワ・ラッセといった観光名所を巡りながら案内のポイントを教わりました。
講師を務めたのは東北を中心にクルーズ船の寄港地ツアーなどの案内を担当している、アーウィン香織さんです。
【参加者】
(Q.参考になったポイント)「個人的なエピソードが刺さるのかなと思っていて、なんでかなと考えたのですけど、自分が好きだから深く語れる、パッションが伝わるのかなと。大事なワ・ラッセのポイントを伝えた後に自分の『私はこう思う』みたいな所を入れた方が良いのかなと、とても勉強になりました」
バス移動中も青森を紹介するポイントを学びます。時には笑いも交えて。
【全国通訳案内士 アーウィン香織さん】
「りんごもね、『アップルストアはたくさんあるけどiPhoneは売ってない』って言ったりしてね(バス内笑い声)」
続いては青龍寺へ。歴史や見どころを英語で教わりました。
今回のガイド塾には大人だけでなく、ガイドを志す11歳の参加者も。
クルーズ船のターミナルで通訳をしているそうです。
【参加者】
(Q.なぜガイドになりたい)「ガイドは世界の人々を自分の思いを伝えながら日本のことを紹介できるのでガイドになってみたいなと思ってました」
【全国通訳案内士 アーウィン香織さん】
「お客様はですね地元の方とのふれあいというのを楽しみにしてますから、地元ならではの情報をですね熱い情熱をもって伝えて頂いて、青森県青森市を好きになって頂けるようなガイドさんになって頂きたいなと思います」