訓練には関係機関からおよそ100人が参加しました。このうち「不審者捕捉訓練」はふ頭の立ち入り制限区域にやって来た男が刃物を振り回して暴れたという想定です。
取り押さえた男の所持品を調べ、テロの計画を察知します。
「立ち入り検査を行いますので停船してください!!!」
また、銃器を積んだ不審船が港に近付いて来たという想定の訓練では、海上保安部の巡視船が警告を出しますがそれを無視。
威嚇射撃をして不審船を停止させる流れを確認しました。
【県八戸港管理所 堀川隆治所長】
「実践的な、より実践的な緊迫感を持った訓練ができたかなと思っております」「テロの手段とかが巧妙化しておりますので、いざという時のために備えておきたいと思っております」
訓練は港の危機管理体制を強化しようと毎年この時期に行われています。