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青森市で除雪車両の出動式 大雪で車の立ち往生想定した訓練も

2025.10.27(月) 18:45

これからの雪が降る時期に向け国道の除雪車の出動式や、大雪による車の立ち往生を想定した訓練が青森市で行われました。

【訓練】
「この先、立ち往生した大型車が車線をふさいでおり、通行ができない状態です。転回所でUターンをしてお戻りください」

訓練は大雪でダンプカーが国道をふさいで立ち往生し大規模な渋滞が発生したという想定です。

県内では2012年2月に、下北半島を縦断する国道279号で、およそ20時間にわたり400台以上が立ち往生しました。

災害対策基本法では、大規模災害発生時に道路管理者が放置車両や立ち往生車両を強制的に移動させることが認められていて、訓練では実際にダンプカーにロープを掛け、除雪車両でけん引し移動させました。

冬に活躍する様々な種類の除雪車両。27日は訓練に先立ち出動式があり、国・県・市から作業を行う業者に除雪車両を引き渡すセレモニーが行われました。

【青森河川国道事務所 大石珠希所長】
「去年は大変雪が多かったので、今年本当に除雪の大切さ、重要さ、作業が大変なところもあります。まず無事故で無事に除雪作業ができるように願っています」

大雪に見舞われた昨シーズンは、国と地方自治体が協力し合って除排雪を進める「スクラム除雪」を初めて実施しました。

除雪作業は2026年3月ごろまで行われます。
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