農林水産大臣が代わって今後の方針について注目が集まっていますよね?小泉進次郎大臣から鈴木憲和大臣に変わりました。
コメ生産と価格について2人の考えをまとめました。
小泉前大臣は「需要に応じて増産」「店頭価格3000円台」と話していましたが、鈴木大臣は「需要に応じた生産」「価格は市場で決まるもので政府は関与しない」と話しました。
今後のコメ作りについて生産者の声を聞きました。
藤崎町でコメの生産を行っているエフ・ベースの福士広基代表です。
【エフ・ベース 福士広基代表】
(Q.農林水産大臣が小泉さんから鈴木さんに代わった)「率直な意見でいうと、ほっとしている」「うちらも再生産できる、消費者も納得して勝ってもらえる値段ぐらいで減産というか需給のバランスをとってくれそうだなと今の大臣は感じる」
(Q.増産に進むと値崩れの懸念)「いま、稲刈り始まってすごい値段だけど、終盤ぐらいから、どうもおかしいよと値段下がっているんじゃない?というコメの取引業者間での話は出てきているので、来年までこのままいけばやばいなと」
一方で、福士さんは需要量や生産量の正確な把握を国に求めています。
【エフ・ベース 福士広基代表】
「去年おととしからコメ不足だと大騒ぎしているけれど、うちらは農水省が出している今年の取れた量が本当に?と思う、現場とは全然違う」「そこの差が今の状態になっていると思う」「日本で生産された量と消費された量がもっと正確に細かくやってもらった上で、あといくら足りないと言われれば頑張るし、多いのであれば大豆作る」
2025年の新米について県内の概算金は3万円台に突入しましたが、生産者が望む価格は・・・
【エフ・ベース 福士広基代表】
「概算金が2万を下回らないで、2万円から2万5000円の間ぐらいで5年ぐらい安定して続いてくれれば一番いいのかなと」
鈴木大臣は生産者目線という風にも言われてますけれども、生産者の立場からすると増産増産よりも今の需要にあった量を作っていくという考えの方がほっとしているという、発言がありました。
7月には宮下知事が当時の小泉農水大臣と会談し、2026年産は、1万2000トンの増産に向けた準備を進めていることを報告していました。
これがどうなるのか気になりますね。2026年は増産になるのかどうかということに関して県農産演芸に聞きましたところ、1万2000tの増産というのは可能な種子を準備しているという報告をしたそうなんですね。
県としても需要量の調査を現在行っていまして、この需要に応じた生産をしてくるというのをこれまでもしてきたので、その需要が出てきてから決まってくると。
場合によってはこの1万2000tの増産とはならない可能性もある、という話だったんですけれども、福士さんに聞きましたところ、稲刈りの時期ぐらいに2025年の種子の注文というのが始まってくるそうで、注文の数は増えてきてるので増産にはなるんじゃないのかなという話は福祉代表はしていました。
そして、米の需要量を農水省が見誤ったことが今回の米不足につながっていますから、今後、生産量、需要量、しっかりと見定める政策を期待したいと思います。
以上、藤原が行くでした。














