きのうは県自治体病院開設者協議会の山本知也会長たち3人が県庁を訪れ、宮下知事に要望書を手渡しました。協議会によりますと、県立中央病院などを除く県内20の公立病院のうち、昨年度は18病院が赤字となり、全体の赤字額は72億2400万円となっています。
このため、地域医療の在り方や医療連携について協議する場の設置といった4項目を要望しました。
【宮下知事】
「全県でやる会議を新設をしてそこで調整したいと思っています」
宮下知事は、これまで6つの医療圏に分かれていた「地域医療構想調整会議」の全県版の設置について、来年度から具体的に検討する考えを示しました。
【県自治体病院開設者協議会 山本知也会長】
「まずは県と市町村の協議の場をつくろうということが一つ大きなステップだったと思うので県と市町村の病院を持っている自治体の協議会の皆さんでどういう医療をこれから青森県につくっていくか検討する一歩目になったのかなと思います」














