リンゴ18キロが入る従来のコンテナに対してその20倍の360キロが入る大型コンテナ。導入をしたのは、農産物の生産・販売を手掛ける「日本農業」です。
日本農業は大型選果機の導入で選果作業をせずに出荷する「ぶっこみ入庫」を導入するなど、生産や流通の効率化を図る取り組みをしています。
きょうは、青森市浪岡のあずま農園で、大型コンテナを使った収穫作業をしました。
「下に底を付けてそれから開けてゆっくり引き上げるように(リンゴが投入される)」
布製のバッグに収穫したリンゴを入れ、大型コンテナに傷が付かないように静かにリンゴを投入。半分ほど入れた後中敷きを入れ高さを上げます。
大型コンテナを導入するメリットは、そのままフォークリフトでトラックに積み込み出荷できることで、日本農業の「ぶっこみ入庫」と組み合わせて利用します。
【あずま農園 東正貴さん】
「やってみて思ったのが今2段なんですがこれを4段にしてはどうかとか」「全体的な高さを低くしてみるとか」「基本的には(体格の)小さい人に合わせて設計できれば使い勝手は良くなるかなと思います」
【日本農業 松本康平執行役員】
「東さん園地にも女性の方もたくさんいて作業されているのを見たので確かに女性の方でも使いやすいような設計かつ効率的な物を作れるといいなというのはすごく思いましたね」
日本農業では大型コンテナを今年度から順次導入し、効果を検証しながら、県内全域に広げていきたいとしています。
















