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八戸市のみちのく記念病院で起きた殺人事件を隠ぺいしようとしたとして犯人隠避の罪に問われた元院長に対し、懲役１年６カ月、執行猶予３年とした青森地裁の判決が確定しました。

みちのく記念病院の元院長石山隆被告（６２）はおととし３月、入院中の男が同じ部屋の男性の顔を歯ブラシで刺し殺害した事件で、遺族に死因を「肺炎」とする虚偽の死亡診断書を渡し事件を隠そうとした犯人隠避の罪に問われました。

青森地裁は先月２０日、石山隆被告に懲役１年６カ月執行猶予３年の有罪判決を言い渡していました。その後被告側と検察側とも控訴せず上訴権を放棄しました。

この事件を巡っては、石山被告と共謀したとして弟の哲被告も起訴されていますが、裁判の日程は決まっていません。