油川漁港の一角にできた行列。まぶしい日差しの中待つ、皆さんのお目当ては…、陸奥湾で育ったカキ「陸奥湾オイスター」です。
青森市内でホタテの生産や販売を手掛ける神武徳さんが、2025年10月に徳島県の種苗会社から稚貝を仕入れ、油川漁港の沖合で育てたものです。
稚貝は米粒ほどの大きさだったということですが、およそ7カ月で出荷サイズに。殻は小ぶりに見えますが、身がぎっしりと詰まっています。
陸奥湾オイスターの存在を広めようと、1000個のカキが無料で配られました。
【訪れた人】
「(配布開始の)1時間前に来ました」
「青森(陸奥湾)で初めて養殖に成功されたということで、食べて味わってみたいです。かわいい」
「ホタテも頑張ってほしいんですけど、カキに力を借りて、水産物がもっともっと元気になってほしいと思います」
高水温によるホタテの減産が続く中、久々の明るい話題に希望を感じた人も多かったようです。
【訪れた人】
「思ったよりしっかりして重みもあって、食べ応えがありそう」
「『ハッ』て食べたい」
(Q.殻ごといきそうな勢いですけど…)「フライにしてもおいしそうだし、でもやっぱり生で食べたいですね」
「ホタテが苦しいので、そういうの(カキの養殖)が定着してくれれば、(状況が)変わってくるのかなと思うので、期待しています」
【乙巳神商店 神武徳社長】
「100人くらい並んでいましたかね」
(Q.ホタテの養殖技術は生かされる)「転用できます」
「ホタテの施設を利用して、ホタテの施設の上に浮かばせる方式なんですよ。やり方もホタテよりは全然楽です」
「もっと生産量を増やして、青森県だけでなく、全国の皆さまにもお届けできるよう頑張ります」
現在、一般向けには販売していないということですが、今年の夏以降、オンラインショップでの販売を予定しているそうです。
ホタテ減産に苦しむ水産関係者の希望となるのでしょうか。















