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定数2減の「46」 1人区は黒石市のみ 約2年の議論「全会一致」で決着

2025.12.08(月) 18:45

その県議会の議員定数や区割りの変更について、検討委員会は定数を2減らし、黒石市選挙区のみを1人区とする案を全会一致で決めました。

きょうの検討委員会で議員定数を現在の48から46に、1人区を現在の7から1に減らす案を軸に、これまで反対していた新政未来や共産党の意見などを加筆した報告書の修正案が示されました。

【採決】
「ご異議ございませんか」「なし!」「ご異議がないようですので、このように決定いたします」

2年近くに及んだ議論はきょうをもって決着かと思われましたが…

【今博委員】
「新政未来会派は報告書案を議長に提出手続きを妨げるつもりはありません、しかし全会一致で承認されたと受け留められることは事実と異なります」「最終的に提出される報告書に新政未来会派は黒石市選挙区の1人区存続と選挙区数13の構図に反対しているという文を明記していただきたいというお願いです」

新政未来の今博委員の発言を田中順造委員長は「個人的な意見」としました。

【田中順造委員長】
(Q.全会一致)「そうです、全会一致です」
「個人的な意見は載せるわけにはいきませんので、議事録から削除するし、ご異議ございませんと満場で一致した修正案ということでございます」

この後、報告書は田中委員長から工藤慎康議長に提出されました。

来年2月に開会する定例会で条例改正案を提出する方針で、2027年4月に行われる県議会議員選挙から適用される見通しです。
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