銀色に輝く肉厚なサケ。1本ずつ縄につるされ、干されていきます。
こちらは八戸市湊町にある魚店、「山千岩村商店」の加工場です。
きょうは午前10時ごろから従業員6人がサケの塩分をブラシで取り除いたり縄でしばったりと新巻きザケの仕込みの作業に追われていました。
原材料の仕入れ価格は物価上昇もあり去年より2割近く上がっていますが、注文も多いことからこの店では今年、去年より80本多いおよそ240本を仕込む予定になっています。
塩抜きして2週間ほど寒風にさらして乾燥させれば完成です。
【山千岩村商店 酒井博専務】
「(贈答品として)もらう方も今年も良いサケが来たなと思ってもらえるようにそういうものを目指して作っています」「シンプルに焼いていただいて食べるのが一番おすすめになります」
新巻きザケの体長はおよそ60センチから70センチで重さは2.5キロほど。1本7千円から1万円ほどで販売される予定です。
仕込み作業はクリスマスごろまで続きます。















