【赤平春菜記者】
「午前10時ごろです。船に乗って目の前に見えてきたのが、浅虫のシンボル・湯ノ島です。少しもやがかかっていて幻想的な雰囲気となっています。こちらで春を感じるあるものがちょうど見頃を迎えています」
船に乗って湯ノ島へと訪れた人たち。その目的は…。
春を告げる花・「カタクリ」です。
下向きに咲く紫色の花が特徴で、「春の妖精」とも呼ばれています。
湯ノ島には、「カタクリまつり」の開催に合わせて、期間限定で運航される船を使って誰でも訪れることができます。
【ネイチャーガイド 神美代子さん】
「山頂部分は(先月30日時点で)8分咲きといったところですかね」
(Q.見どころ)「(カタクリが)斜面に顔を出しているところ、一緒にキクザキイチゲやエゾエンゴサクも同時に咲いているので、そういうところも見どころだと思います」
訪れた人たちは標高132メートルの山頂まで登って景色を楽しんだり、さまざまな草花を眺めて春の訪れを感じていました。
【市内から】
「いっぱいお花があって、きれいでした」
「思ったよりたくさん咲いていて、カタクリも群生のように咲いているのは初めて見たので可愛かったです」
「やっと雪がなくなって、あったかい春がやってきたなって感じがします」
【平内町】
「これほど登るとは思わなかった。まぁ登ったかいがあったよね」
また、珍しいカタクリを探す人も。
【弘前市から】
「白いカタクリを見つけたいなと思ったけどなかなか見つからず」
数万分の1の確立で咲くと言われている「白いカタクリ」。湯ノ島では、今年も数輪咲いているのが確認されています。
【ネイチャーガイド 神美代子さん】
「青森では白いカタクリを見つけることが難しいので、それを見られたらとてもラッキーなんじゃないかなと思います」
「湯の島カタクリまつり」は12日までで、期間中はカタクリの見頃が続きそうです。
祭り期間中は、島にある神社に宮司や巫女も常駐しています。
【神社の関係者】
「もう1枚撮ります。はい、カタクリ~」
「カタク“リ”、の時ににっこりするんですよ」
そんな中、祭り期間で見納めとなってしまう風景もあります。海の中に立つ大鳥居です。
【湯の島を愛する会 桜田紫央龍会長】
「この鳥居は70年間愛されて、この島を守り皆さんの生活を守って祈りを受け止めてきた鳥居なんですけれども、波も受けて雪も受けて、だいぶ古くなってしまっています。今にも倒れそうなくらい老朽化が進んでいます」
まつり終了翌日の13日から、再建に向けた基礎部分の工事が始まるため、鳥居は一度撤去されます。
しかし、課題となっているのはその修繕費です。
桜田さんたち「湯の島を愛する会」は、クラウドファンディングで資金援助を呼び掛けました。
期限である3月31日までに、およそ1160万円が集まりましたが、目標金額2500万円に対しては半分以下です。
【湯の島を愛する会 桜田紫央龍会長】
「例えば企業様、法人様からの寄付金をいただきたいと思っておりまして、青森の皆さんの力で鳥居の立て直しにご協力いただきたいなと思います」















