【澤田愛美アナウンサー】
クマ被害を受けて八甲田地区の一部の登山道が、7月1日から閉鎖されましたよね。
【藤原祐輝アナウンサー】
そうですね。相次ぐクマ被害を受け、登山ルートが断たれた今、現場の切実な声を取材しました。
まず話を伺ったのは、長年この山を案内し続けている八甲田山ガイドクラブの相馬浩義さんです。
【八甲田山ガイドクラブ 相馬浩義代表】
「クマにしてみれば、登山道もやぶも関係ないと思うから」
目の前に広がる気持ちの良い青空と緑の大自然。去年の同じ時期に撮影された登山中の写真です。
本来であれば、多くの登山客でにぎわう書き入れ時。2年ぶりの登山道の閉鎖は、大きな痛手となっています。
【八甲田山ガイドクラブ 相馬浩義代表】
「おととしは、9月中頃まで(登山道閉鎖)だったので影響はあった、それで今年なのでどうなることやら」
きょうも1件の予約がありましたが、登山道の閉鎖を受けキャンセルに。7月はおよそ20件の予約が入っていますが、すべてキャンセルになるのではないかと心配しています。
市は、7月いっぱい入山自粛を呼び掛けていますが、県は安全性が確認されれば7月中にも登山道の利用を再開したい考えです。
【八甲田山ガイドクラブ 相馬浩義代表】
「(解除の)理由が今の時点でははっきり示されているわけではないので、今月いっぱい仕方ないなという感じ」
登山客も利用する山の玄関口である八甲田ロープウェーは…。
登山道の閉鎖やクマへの注意を呼びかける紙は貼られていますが、通常通り運行していました。
皆さんの目的は…。
【八甲田ロープウェー 菊池智明事業部長】
「このひょうたん型のゴードラインは遊歩道なので、何も変わらずみんな楽しんでもらっています、そこから先の登山道が閉鎖になっている」
クマによる人身被害を受け、ロープウェーも止まっていると思う人もいるそうで、運行に関する問い合わせがこれまでに10件程度来ているとのこと。
【アナウンス】
「入山規制についてご案内いたします、クマによる人身被害のため登山道は閉鎖となっております」
【藤原祐輝アナウンサー】
「ロープウェーで山頂公園駅にやってきました、登山道は現在閉鎖されているんですが、こちらは遊歩道の入口になっていまして、このようにクマ鈴を付けて散策する人の姿があります」
遊歩道には、1キロと1.8キロのコースがあります。標高も高くクマのえさも少ないため、遊歩道周辺ではクマの目撃情報はほとんどないということです。
【東京から】
「心配はしましたけれども、大丈夫ということを聞いて、けさホテルを出ました」
【茨城から】
「遊歩道といっても、半分は山道ですからね、いつ出てきてもおかしくないのでは、ただ人がいっぱい通っていればまず来ないでしょうから、一人歩きはしないように」
【八甲田ロープウェー 菊池智明事業部長】
「山菜採りの人の被害が原因で登山道が閉鎖されることになったので、ここら辺でいろんな商売している人にとってはちょっと大変だよね」
山全体を危険視するのではなく、リスクのある行動と、安全に管理された観光エリアを冷静に見極める必要があります。















