市中心街のテナントビルでは、外壁が崩れ落ちたり、水道管が破裂したりするなど、大きな被害が出ました。
【高橋芳樹記者】
「地震から1週間が経ちました。一部では、がれきが撤去されていますが、解決しなければいけない課題は山積みとなっています」
応急処置はされているものの、本格復旧まではほど遠い状況です。市によりますと、市内でけがをした人は重軽傷合わせて10人。
建物への被害は住家の一部損壊が16棟、非住家の被害は436棟に上っています。市民生活への影響も続いています。
長年、八戸市の銭湯文化を支えてきた陸奥湊駅近くの温泉「柳湯」。
浴室内の壁や天井などが崩れ落ち、営業できない状況となっています。再開のめどは立っていません。
【柳湯 中道由紀子社長】
「タイルがコンクリートの土台ごと、がばっとはげてきて、はげ落ちて下に落下している状態になっている」
「コンクリートのタイルのみじゃなく、コンクリートの土台ごと、ここの配管で止まっている感じですね」
「配管がなかったら、全部がっぱりきていた」
「(地震当時)お客さんの何人か(浴室に)いらしたけれど、幸いけががなくて、皆さん脱衣室にさっと避難されたのでそれは本当に良かった」
「これまで何度も大きい地震は経験していましたけれども、これほど大きく壊れたのは初めて」
一方、地震の影響を大きく受けた中心街の「ポストコアビル」と「ライオンビル」の2棟に対し、八戸市は7月1日付で外壁落下の防止について行政指導を行いました。
その一方で、「東北興業ビル」は所有者がすでに亡くなっていて連絡が取れない状況ということで、市は現在、弁護士を交えて協議を進めています。
県のまとめによりますと、県全体の被害はけが人が重軽傷合わせて15人、建物被害が住家45棟、非住家748棟となっていて、そのうち小中学校や給食センターなど学校施設などへの被害は80棟に上っています。
青森地方気象台によりますと、6月25日の最大震度6強の地震の後、7月2日正午までに震度1以上の地震は23回発生していて、地震活動が活発な状況が続いているとしています。
6月28日には最大震度5弱、7月1日夜には最大震度4を観測する地震も発生しています。
引き続き、地震に対する注意が必要です。















