運行開始前のパナソニックねぶた会。制作者の北村蓮明さんの姿がありました。
初めてパナソニックのねぶたを担当した2010年から、団体と共に歩んできました。
【ねぶた師 北村蓮明さん】
「賞から外れたけど、でもきょうは最終日だから、最高に盛り上がって楽しみたいと思っています」
今年は受賞を逃し、団体としてはこれが最後の出陣。
運行が近付くにつれて跳人も囃子方も、心を一つにして士気を高めます。
「ラッセーラ―ラッセーラ、ラッセーラッセーラッセーラ!フォー!」
(Q.きょう最後の運行、お気持ちいかがですか)「……(言葉に詰まる)言葉にならない」
「やるからにはパナソニックすごかったなと、最後皆に思いが伝えられればいいなと思います」
こみ上げる気持ちを抑えて、本番に臨みます。そして…
【囃子スタート】
運行が始まると沿道からはひときわ大きな声援が上がり、青森の夏の夜を彩りました。
パナソニックねぶた会は、蓮明さんが制作した年からねぶた史上初めてLED電球を使った大型ねぶたで出陣。多くの人々の記憶に残りました。
しかし、運行を支える資金や人手不足などから50回という節目での撤退を決めました。
最後の運行を見届けた青森市民は。
【市民】
「残念でならない。何とか続けてほしいけど。今年に懸ける思いは沿道まで伝わってきてました。皆真剣で」
「パナソニックさんでも跳ねたことあるので悲しいですね。何か支援とかクラファンとかして、また来年続けていけるのであればぜひ続けてほしいですね」
多くの人に惜しまれながら運行を終えたパナソニックねぶた会。
午後10時すぎ、ねぶた小屋では、すべてのねぶたに明かりが灯され、全団体の参加者と見物客が花道を作り小屋入れまでを見送りました。
会場には多くの人が詰めかけ、熱気と感動に包まれました。
【パナソニックねぶた会 山崎孝之会長】
「私たちパナソニックねぶた会は、地域の電気店が集まってメーカーがそれを協賛していただいてやっていた団体です。そんな小さい団体を50年間も皆さんの仲間として、ねぶた祭に参加させていただいたことを本当に光栄に思っております。ありがとうございます」
【ねぶた師 北村蓮明さん】
「ねぶた師はやめる気はありません」
「作るようになったらその時また応援よろしくお願いします。ありがとうございました」














