「藤原が行く」は、鰺ケ沢町の大雨被害の現状についてです。
【澤田愛美アナウンサー】
きのう未明の記録的大雨に続き、きのうの夜も猛烈な雨が降りましたよね。
【藤原祐輝アナウンサー】
浸水被害や生活道路への被害がありました。今回の大雨でなぜ生活道路に土砂が流れ込んでしまったのか。その原因に迫りました。
「大雨から一日が経ちました、坂を下っていきますと、このようにまだ道路には泥が散乱しています。そして奥には、この泥を片付けているような方々も何人かいます」
鰺ヶ沢町舞戸町西松島の住宅街です。
2日未明の記録的な大雨、さらに夜には町の付近で1時間におよそ90ミリの猛烈な雨が降り、生活道路に濁流が流れ込みました。
現在水は引いているものの、道路だけでなく住宅の敷地内にも泥が堆積し、多くの人が片付け作業に追われていました。
【被害のあった住宅に住む人】
(Q.鰺ケ沢では2022年にも大雨の被害があったと思うんですけれど)「全然全然比べ物にならない、こんなことなかったもの」
泥にまみれた道路を上っていくと状況が変わります。
【藤原祐輝アナウンサー】
「アスファルトの地面がこんなにいたるところデコボコになっている様子は見たことがありません」
硬い路面は液体のように波打ち、道路の真ん中が大きく割れ、一部はえぐられるように割れています。
なぜ、生活道路に大量の水や土砂が流れ込んでしまったのか。
【道路沿いに住む人】
「小川があって小川が土砂崩れになっているから道路がこっちになったんです」
「土砂崩れを県とか町の方でどうにかしてくれないと」
「ここずっと川のままなので、何もできないです」
水が道路に流れ続ける原因は小川の上流の土砂崩れ。
町の人に土砂崩れの現場まで案内してもらうことに。
【藤原祐輝アナウンサー】
「冠水など影響があった道路をずっと上っていきますと、この場所にたどり着きます、川上から流れてきた水は真っすぐ進んでいく予定なんですが、土砂崩れで水がせき止められ水の方向が左に変わってしまっています」
「その結果、これまでは住宅の裏側を流れていた水が、このように道路に流れ込んでしまい、ここからずっと川のように水が流れ続けている状態になっています」
土砂崩れが直撃したこの家に住む男性は当時、雨の音が強く土砂崩れには気が付かなかったといいます。
【土砂崩れがあった家の住人】
「午前3時50分ぐらいかな、玄関の前が川に、もしかしてと思って裏を見たら土砂崩れがうちの小屋に全部、木とか枝とか土とか」
土砂崩れによって進路が変わった濁流は倉庫や物置小屋を直撃。中に置いていた脚立などは数百メートル流されたそうです。
この家には男性と母親の二人で住んでいて、家の中にも浸水する被害がありました。
【土砂崩れがあった家の住人】
「ちょっと日にちかかりそうだけど、しょうがないですよ」
「自然には勝てないから」
【藤原祐輝アナウンサー】
「こちらの書店なんですけれども今、作業をしていますね。中の物を出しての作業でしょうか?」
建物への浸水被害は鰺ケ沢町七ツ石町でも。
菊谷書店では、2日午前3時半ごろ店内が浸水。およそ1000冊の本が水に濡れ廃棄となりました。
【菊谷書店の店員】
(Q.どのぐらいまで浸かった感じですか)「ひざ下20センチぐらいまで浸かっていて、店の外は腰ぐらいまでいって、ここに止めている車は全部レッカー行きになったので」
店の外には売り物にならなくなった漫画が山積みになっていました。来週からの営業再開を目指しています。
【菊谷書店の店員】
(Q.ここまで水が来るのは想像されました)「いや、できなかったです、3年ぐらい前(2022年)にも鰺ケ沢で洪水あったじゃないですか、その時はここら辺大丈夫だったんですよ」
「防ぎようが全然なかったので、虚無感というか」
「これからどうしていったらいいんだろうなという不安が強い」














