18日に始まった春のセンバツ高校野球。開幕試合には八戸学院光星が登場しました。
先発はWエースのひとり、洗平。強豪・関東一高打線を相手に、粘りの投球。ピンチを背負いながらも、要所を確実に抑えます。
5回に先制を許した光星ですが7回、満塁のチャンスを作ると代打、八戸市出身の小笠原がライトにタイムリーヒット。同点に追いつきます。
その後、再び1点のリードを許し、後がない光星は9回、チャンスを作り7番三上がライトへの犠牲フライ。再び同点に追い付き、試合は延長タイブレークへ突入します。
10回からはもう一人のエース、岡本がマウンドへ。岡本は2アウト満塁、一打サヨナラ負けという絶体絶命のピンチを迎えますが、このピンチで気迫あふれるピッチング。三振で切り抜けます。
すると、今度は打線が応えます。11回、連続ヒットや相手のミスなどに乗じ、この回一挙3得点。関東一高からこの試合初めてリードを奪います。
最後は岡本がしっかりと締め見事勝利。集中力を切らさずに接戦を制した光星が2回戦進出を決めました。
【八学光星 岡本琉奨投手】
「自分がここで抑えれば必ずチームの流れが来ると思ったので、必ずここはゼロ点で抑えようと思って腕を振りました」
【八学光星 洗平比呂投手】
「昨年夏は粘り切れなかったので、この春はこういった粘り切った、最少失点で帰ってくることができたので、そこは少し成長したのかなと思います」
春のセンバツ 八戸学院光星 甲子園を知る「ダブル左腕」で初の全国制覇目指す
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