高校野球春のセンバツです。ベスト８進出をかけ、八戸学院光星が２回戦に臨みました。
【外川大夢ディレクター】
「２日延期になった光星の２回戦。それでもアルプスは熱気に包まれています」
光星の相手は、星稜（石川）。２０２３年の明治神宮大会を制した優勝候補です。光星の先発は、エース・洗平。初戦は９回２失点、１５６球の力投を見せました。
その洗平の立ち上がりを星稜打線が攻め立てます。ランナー１人を置いて３番・芦硲が先制タイムリー。さらに、６番の能美にもタイムリーを打たれ、星稜に２点を取られます。
光星打線も反撃。３回にヒットや、フォアボールなどで、２アウト満塁とし、初戦は自分の打撃が出来なかったという、４番・山本がセンターにはじき返すと、３塁ランナーが還り、さらには２塁ランナーも一気にホームイン。主砲のタイムリーで試合を振り出しに戻します。
光星の４回の攻撃。７番、青森市出身の三上は、狙っていたというインコースの直球をフェンス直撃のツーベース。チャンスをつくります。しかし、立ちはだかるのは星稜のエース・佐宗。大会屈指の好投手に後続のバッターが打ち取られて、光星は追加点を奪えません。
６回、光星はピンチで星稜の７番、中島幹大のタイムリーヒットで勝ち越しを許します。
初戦は土壇場で同点に追い付いた光星。９回、代打の寺沢がヒットで出塁。しかし、反撃とはいかず。７本のヒットを放ったものの、１点が遠かった光星、２回戦で敗退となりました。
【八学光星 洗平比呂投手】
「初回に自分が２点取られたので、初回の入りがこの試合のすべてだったと思います」
【八学光星 砂子田陽士主将】
「こういう経験は絶対したくないので、絶対夏はもう一度帰ってきて、次は勝ちきれるように頑張りたいと思います」
