地域大会から全国大会、さらには世界大会まで行い、「地方の原石」をヒット商品に育てる「にっぽんの宝物プロジェクト」。過去に世界大会でグランプリに輝いた高知の菓子メーカーは、およそ10億円の新工場を建てるまでに成長したという夢のあるプロジェクトです。
「自分の好きな商品を自分の好きな味で作らせていただいた、本当にわがままな商品で挑戦させていただきましたけれども」
「場所を選ばず、どこでもお楽しみいただける『藍の行燈』、こぎん刺しを始めとした、藍の魅力をもっとたくさんの人に知っていただけるきっかけになることを願って、今回のご提案とさせていただきます」
青森県の代表を決める「青森の宝物グランプリ」には、「食品・加工部門」と「伝統と暮らし部門」に合わせて9つの商品がエントリーし、審査員の前でプレゼンテーションをしました。
グランプリに輝いたのは・・・?
「食品・加工部門、グランプリは、漁師のホタテフライです」
【山神 “漁師のほたてフライ” 相澤理恵さん】
「青森の宝のホタテ、それを世界に日本全国に、届けられるようにホタテ観を変えるような商品、届けていきたいです」
「伝統と暮らし部門、グランプリは、青森藍伝承ふんどしパンツです」
【満月堂 “青森藍 伝承ふんどしパンツ” 金明淑さん】
「私の商品を通じて、にっぽんの宝物というグランプリがより広まり、日本の良さ、伝統の良さが広まったら良いなと思っています」
【中井友紀アナウンサー】
グランプリの商品です。
食品・加工部門は「漁師のほたてフライ」。製造する山神は、ホタテの養殖から加工までを一貫して行っている「漁師の企業」です。
とれたてのホタテをすぐに加工しているためおいしさが詰まった状態で、揚げるだけですぐ食べられる冷凍の商品です。全国や世界で、ホタテのおいしさを楽しめる商品となっています。
そして、伝統と暮らし部門は「青森藍 伝承ふんどしパンツ」。この辺りがゴムになっていて、結んだりする手間がなく身につけやすくアレンジされています。
「青森藍」を掛け合わせた日本と青森の伝統が詰まった商品です。
実は私、青森藍ではありませんが、同じ形のものを現在履いております。開放感もありながら、程よく包まれている感じがあって履きやすいです。
この他、準グランプリの3商品を含めた5商品が全国大会へ進みます。