八戸市によりますと、12日午前10時ごろ八戸小学校から「油の臭いがする」という連絡が市教育委員会に入りました。
調査したところ、A重油地下タンクから校舎南棟ボイラー室までを結ぶ地下配管から重油が漏れ、地下水と混ざり学校敷地内の「集水ます」へ流入。そこから下水道管へ流出していることが分かりました。
流出した油の量は、およそ1000リットルと推計されています。
今後は「集水ます」や「排水管」などの清掃を行うほか、該当する南側校舎の暖房について今シーズンいっぱいは移動式の灯油ストーブとエアコンで代用していくとしています。
油が漏れ出た原因は現在調査中としながらも、配管の経年劣化が考えられるということです。
12月4日から12日までの間、市の下水道施設課に対し、周辺住民から「トイレが油臭い」などの通報が14件入っていて、八戸小学校の油漏れと関連しているとみられます。
18日午前11時までに健康被害は報告されていません。