
16日からの大雪で、津軽を中心に記録的な積雪となった県内。午後5時現在の各地の積雪は青森で127センチ、弘前で122センチ、平川市碇ケ関で113センチなどと、平年の2倍以上となっている所が多くあります。
また、酸ケ湯では437センチと1月の観測史上最も多い積雪となりました。
このうち、一時、積雪が130センチに達した青森市では。
【寺崎美佑アナウンサー】
「午前9時の青森港です。朝から強弱を繰り返して雪が降り続いています。海の近くですと、やはり強い風が吹いていて、横殴りの雪が身体を打ち付けます」
悪天候の中、青森港の雪捨て場には、朝からダンプが次々とやってきて、海に雪を落としていました。
また、雪の降り方が強まった時間は視界が悪くなり、渋滞が起きている所もありました。
一方、一晩で30センチほど積雪が増えた弘前市。こちらも1月の観測史上、最も多い積雪となりました。
【弘前市民】
(Q.きのうからずいぶん降りましたね)「そうですね、びっくりしました。朝起きたらこんな状態になっているんで、車が全然出られないし、なかなか人も来られないしって感じです」
雪片付けをする人の中には、高校生の姿も。
【高校生】
「親が社員で、手伝いでやってきています」
(Q.学校は)「雪が原因で休校になりました」
青森県教育委員会によりますと、この雪の影響で青森市や弘前市など津軽地方の県立高校5校が休校に、4校が短縮授業になったということです。
青森地方気象台によりますと、大雪のピークは過ぎたとみられ、18日は冬型が緩んで、日中は17日より気温が上がる見込みです。
雪崩や屋根からの落雪、朝晩の冷え込みによる水道管の凍結などに注意を呼び掛けています。